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不登校

不登校 ・ 登校拒否について

  • 話しをしてくれないので原因が分からない?
  • いつまで見守れば良いのか分からない?
  • 色々と試したけれど問題が長期化している
  • 私の育て方が間違っていたのではないか?

悩み苦しむ子どもを見るのは親としてとても辛いことです。

問題が長期化すれば「ゲーム依存」「家庭内暴力」「引きこもり」など様々な二次的問題も発生します。しかし、どんな問題にも原因があり必ず解決する方法があります。
まずは焦らず、冷静に状況を把握し、適切な判断をとれるようにしましょう。

実態調査

平成30年2月、文部科学省が公表したデータによると全国の不登校数が13万3千人を超え、4年連続の増加となった。

学年別では、中学校は3年生が最も多く、義務教育の9年間、学年が高くなるにつれて増える傾向が明らかになった。また、不登校児童生徒の半分以上が「年間90日以上」の長期欠席となっている。

原因について

小学生

  1. 家庭の事情 53.3%
  2. いじめ 0.7%
  3. 友人関係の問題  18.8%

中学生

  1. 家庭の事情 28.9%
  2. いじめ 0.5%
  3. 友人関係の問題 27.2%

不登校の原因は、お子さま一人ひとりによって異なります。
いじめ、人間関係、勉強のストレスなどへの拒否感、行けない自分に対しての嫌悪感や罪悪感に子どもは、押し潰されそうになっている状態だと理解しましょう。根本的な問題を見過ごし、ただ学校に行かせることだけを目的にすると不登校が発、ひきこもり、自傷行為、家庭内暴力などに発展する危険性もあります。

時期とココロの状態

前兆期

様々な要因により心のバランスが崩れ登校拒否が始まる次期
原因不明の体調不良を訴えることもあります。

初期

不登校が始まり、不安を強く感じ気分の浮き沈みが激しくなるためイライラしたり、激しく反抗することもあります。

中期

不登校になった原因(いじめや人間関係のストレス等)から解放される一方、変化のない毎日に慣れてしまい無気力状態に陥ることがあります。干渉を強めなければ親子関係も落ち着きはじめます。

後期

親も不登校に慣れはじめ「見守る」という意識が高くなります。しかし、無気力状態は続き、親のしつけも弱くなるため生活習慣が乱れ始め、ネットやゲーム依存に陥りやすくなります。

回復期

登校できなくても勉強を始めたり、体を動かしたりと積極的な行動が見られるようになります。年度や学期のはじめに突然、「学校に行く」と言いだすこともあります。親は、チャンスを無駄にしないよう干渉を強めますが「焦り」「期待」が逆効果になることが多いので注意が必要です。

タイプと対応方法

1. 分離不安 、 情緒混乱型

  • 幼児性への退行 (赤ちゃん返り) が見られる。
  • スキンシップを求め愛情を確認しようとする行動がある。
  • 母親を独占しようと父親や兄弟を敵視するようになる。

対応方法 :
環境の変化、恐怖心など様々な要因から不安を感じます。まずは、子どもが安心できる環境を整え、できるだけ寄り添い、否定せずに話しを聴いてあげてください。一方的な押し付け、厳しい躾(しつけ)は、子どもから表現力を奪い、やせ我慢やストレス行動の原因となります。

 

2. 燃え尽き、息切れ型

  • 勉強やスポーツを熱心に取り組んできた
  • 親や先生の期待に応えようと頑張ってきた
  • 頭痛、めまい、吐き気、腹痛を理由に登校できなくなった

対応方法 :
とても真面目で几帳面な性格であるため罪悪感や羞恥心から焦りが強くなってしまいます。悩みや不安を抱え込みやすく、家族との接触を避け、引きこもりに陥る場合もあります。女の子の場合は、リストカットなどの自傷行為や摂食障害などの症状が現れる場合もあります。登校刺激を与えず、ゆるやかに不安を軽減することが大切です。引きこもりの長期化、ゲーム依存、家庭内暴力が激しくなっている場合は、すぐに相談してください。

交友関係、学校環境型

  • 転校、進級、進学など環境変化によるストレスや不安
  • 友人とのトラブル、いじめ等で孤立している
  • 表情が暗くなる、学校での出来事を話さなくなってしまう
  • 苛立ち、チック、めまい、抜毛、爪噛みなどが現れる

対応方法 :
不登校の原因が特定できていても理由を問いたださないことが大切です。まずは、安心感を与え、たわいもない会話にも耳を傾けて下さい。子どものSOSに気付かず、叱ってしまうと「信用を失い」心を閉ざしてしまうことがあります。精神的ストレスが身体的症状として現れている場合は、すぐに専門の医師や心理士に相談しましょう。

 

3. 怠惰、非行型

  • 夫婦関係、金銭問題、虐待などで子どもが居場所を失っている
  • 親が無関心である、または干渉が厳しすぎる
  • 学習やスポーツなどで結果が出せなくなってしまった
  • 突然帰りが遅くなった、夜中まで誰かと話している等

対応方法 :
とても優しく、臆病な性格の子どもが多いです。 親の無関心、理想の押し付け等、大人の都合に振り回され居場所を失っている状態です。寝る場所がある、食べる物がある所が子ども達の居場所ではありません。辛い時、悲しい時、自分を受けて入れてくれる存在、それが彼らの居場所なのです。「できる」「できない」で子どもを評価するのではなく、毎日元気に生きてくれていることに感謝し、愛情を示すことが大切です。

4. 知的、発達障がい型

  • 環境や状況に適用した行動が取れず孤立している
  • 学年が上がるにつれて円滑なコミュニケーションが困難になった
  • 忘れ物、不注意が多く指導により自信を失ってしまった
  • 感情の起伏が激しく、パニックを起こすことがある

対応方法  :
親や先生など子どもに関わる大人達が「発達障がい」の特性を理解できないと「我がまま」「自己中心的」「怠けている」などと判断し、誤った指導を行ってしまいます。まずは、素人判断をせず専門医に相談し、お子さまの状態を正しく理解することが大切です。できないことを克服させるよりも子どもの特長を生かし、長所で短所を補うことが大切です。